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LRT Jabodetabek、開業を記念し1ルピアのチケットを販売

公開
2023/08/14
更新
2023/12/31
この記事は約3分47秒で読めます。

数字でみるLRT Jabodebek

LRT Jabodebek、開業を記念し1ルピアのチケットを販売

LRT Jabodebek、開業を記念し1ルピアのチケットを販売
画像出典・参照:Indonesiabaik.id「Naik LRT Jabodebek 1 Rupiah Saja」

インドネシアのジャカルタを中心とする首都圏を結ぶ高架式LRT (ライトレール・トランジット)、LRT Jabodebek(ジャボデベックLRT)は、2023年7月12日から2023年8月15日までの予定で試運転を開始しました。

試運転期間中は、運行時間を8時から12時30分まで、運行数を1日4便、定員を1日600人に限定。前半は省庁の職員やメディア関係者など、後半は一般の人が対象となりました。たったの1ルピアというキャンペーン運賃も話題となりました。

しかし、試運転中のトラブルで試乗が一時中止に。その後、線路の一部区間に、「カーブがきつすぎるため電車の速度を想定ほど上げられない」という重大な設計ミスがあることが指摘されるなど、問題が明らかに。

運輸省は当初「インドネシアの独立記念日の翌日である8月18日の正式開業を延期することは考えていない」としていましたが、その後、試運転期間を十分に確保するため、月末に延期することを発表しました。

LRT Jabodebekの正規運賃

インドネシア交通省(Kemenhub)は、LRT Jabodebekの運賃を決定しました。これによると、初乗り運賃が5,000ルピアで、以降、1㎞ごとに700ルピアが加算されます。首都圏の住民にとって、十分に手ごろな運賃といえるでしょう。

LRT Jabodebekには2つの路線があります。このうち距離が長い方路線の始発(中央ジャカルタのDukuh Atas(ドゥク・アタス)駅)から終点(西ジャワ州ブカシ市のJatimulya(ジャティムルヤ)駅)までの27.3㎞の運賃は2万3,000ルピアほどになる見込みです。

高架鉄道であるLRTは、通勤通学時の道路渋滞を回避したい多くの人々の新しい足となることが期待されています。同時に開業するジャカルタ・バンドン高速鉄道とも接続します。

参照:Indonesiabaik.id「Berapa Tarif LRT Jabodebek?」

映像でみるLRT Jabodebek

最新の車両とホーム

LRT Jabodebek最新の車両とホーム

LRT Jabodebekは、車両もインフラも開発をインドネシア企業が担当した「国産鉄道」。こちらの動画には、真新しい車両と、ホームドアなど駅の様子が映っています。支払いには電子マネーやQRコードが使用でき、運行は添乗員付き自動運転になる見込みです。

LRT Jabodebek開業は、これまで鉄道建設を日本や中国の協力に頼っていたインドネシアにとって、新たな歴史の幕開けを意味します。「試乗1ルピア」のキャンペーンを見ても、インドネシアがこの鉄道にかける熱意や期待、開業を前にしたお祭りムードが伝わるでしょう。

ところで、ジャカルタとその周辺は、近年、鉄道の新設や路線の延長が続いています。

2018年1月に正式開業したスカルノ・ハッタ空港鉄道、2019年3月開業のジャカルタ都市高速鉄道(MRT)、2019年12月に運行を開始し、今後も路線延長が計画されているジャカルタLRT、そしてLRT Jabodebekと同時に開業する予定のジャカルタ・バンドン高速鉄道は、将来的には東ジャワ州の州都スラバヤまで延長される計画です。

少しずつ便利になっているジャカルタとその周辺の鉄道網。LRT Jabodebekも、人々にとって魅力的な選択肢の1つとなっていくでしょうか。

上空から見たジャカルタとLRT Jabodebek

上空から見たジャカルタとLRT Jabodebek

こちらの動画は、南ジャカルタ市の上空からLRT Jabodebekを映したものです。LRTの様子と共に、高層ビルが建ち並ぶ、ジャカルタという都市のダイナミックさがよくわかる映像です。

美しい映像ですが、実はここに映っているカーブが、線路の設計ミスが指摘された箇所。想定以上に速度を落とさなければいけないとなると、運行スケジュールにも影響が出そうです。

移動時間の短縮、渋滞緩和、排ガスによる大気汚染の軽減、そして周辺エリアの開発促進などの期待が寄せられるLRTの開業。その期待に応えられるか、注目していきたいところです。

開業前から問題だらけのLRT Jabodebek

開業に向けて、期待と不安が入り混じるLRT Jabodebekに関するニュースを紹介しました。

インドネシア国内を移動していると、「高速道路がガタガタゴトゴトする」という体験をよくします。新しい道でもこうなので、古い道なら言わずもがな。

もっと身近なところでは、新築物件の雨漏り、水回りの不具合、階段の高さが1段だけ違う・・などなど、色々な面で設計や施工の雑さが目につき、「国産鉄道なんて大丈夫だろうか・・」という気持ちも沸き上がります。

LRT Jabodebekが無事に開業にこぎつけ、インドネシアが誇る立派な鉄道として活躍するかどうか、まだまだ予断を許さない状況といえそうです。


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