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インドネシアのメタルバンド数、東南アジア1位の「2,367」

公開
2024/01/04
更新
2024/01/10
この記事は約2分19秒で読めます。

数字でみるインドネシアのメタルバンド

インドネシアのメタルバンド数「2,367」は東南アジア一

ASEAN各国の情報を配信するSeasiaの調査によると、インドネシアにはASEAN加盟国で一番多い2,367のメタルバンドがあります。

2位はマレーシアで724バンド、3位はフィリピンで383バンドでした。ただ、人口とメタルバンドの数を比較すると、インドネシアは人口11万5,670人に1バンド、マレーシアは4万6,370人に1バンドということで、実は「メタルバンド濃度」が高いのはお隣の国、マレーシアです。

実際、メタルはインドネシアではまだまだポピュラーとは言えません。いくつかの「好きな音楽ジャンル」調査を確認しても、ロックのサブジャンルとして内包されてしまっているためか、メタルは選択肢にもなっていないのが現状です。

とはいえ、2,000以上のメタルバンドがあるということは、メタルがインドネシアであるていど受け入れられているということでしょう。インドネシアには貧困、失業、格差、差別などいろいろな社会問題があります。日頃生きづらさや不安、不満を抱えている人たちにとって、メタルバンドは代弁者のような存在です。

ハードロックやメタルのフェスティバルも、各地で開かれています。特に大きなものとしてはジャカルタのHammersonic Festivalが有名。実はジョコ・ウィドド大統領もメタルファンとして知られ、ジャカルタ州知事時代の2013年には、アメリカのヘヴィメタルバンドMetallicaのコンサートに足を運ぶ様子が話題となりました。

映像でみるインドネシアのメタルバンド

ヒジャブを被ったメタルバンド「Voice of Baceprot(VOB)」

インドネシアのメタルバンドVoice of Baceprot

「Voice of Baceprot(VOB)」は、2014年に西ジャワ州ガルトで形成された、イスラム教徒の女性のメタルバンド。動画は、2023年8月にアメリカのロサンゼルスで行われた「Head In The Clouds」に出演した際の様子です。

マドラサ(イスラム教徒対象の中学校)に在学していたころにメタル音楽の熱狂的なファンとなったVOBのメンバー3人は、トラブルメーカーで、学校側から問題児扱いを受けていたそう。しかし今や、メタル音楽で世界を席巻する存在になりました。

VOBの音楽はいつも社会の様々な問題をテーマとし、苦しむ人々をエンパワーメントします。2023年には米国ツアーを成功させ、イギリスの音楽雑誌NMEの「2023年を征服する100人」も選出。インドネシアのメタル界で要注目の存在です。

メタルの聖地ウジュンベルン

メタルの聖地西ジャワ州バンドンのウジュンベルン

西ジャワ州バンドンのウジュンベルンは、メタルミュージシャンが集う場所として知られています。動画は、ウジュンベルンを舞台としたドキュメンタリー映画の予告編。人々の熱気と、メタル音楽にかける熱意が伝わってきます。

この動画で「多くの人がウジュンベルンを『インドネシアのメタル音楽のバロメーター』と呼ぶ」と説明されているように、ウジュンベルンのメタル音楽コミュニティーは長年に渡りインドネシアのメタルシーンをリードしてきました。その中で、数々の人気バンドを世に輩出しています。

熱狂的なインドネシアのメタルファン

ポップスや「ダンドゥット」とよばれるダンスミュージックが人気のインドネシアの音楽業界の中で、メタルは主流とは言い難いジャンルです。ハードな曲調やパフォーマンスにネガティブな印象を持つ人も多く、子どもたちに悪影響を与えると考える人もいます。

一方で、メタルファンは自分が愛着を持つバンドに対して非常に熱狂的かつ献身的です。インドネシアの音楽評論家Mudya Mustamin氏によれば、メタルファンはコンサートのチケットやアルバム、グッズのためにお金を出すことをためらいません。

ファンたちの支えにより、インドネシアのメタル界は、主要なレーベルやメディアからの支援がなくても、それなりに成長を続けています。Hammersonicのような大規模なフェスの盛況ぶりには、ファンたちのメタル愛が表れているといえます。

参考:INDOZONE「Alasan Kenapa Jumlah Penikmat Metal Selalu Stabil」


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