PERIKLINDO ELECTRIC VEHICLE SHOW
- 公開
- 2023/05/15
- 更新
- 2023/06/28
- この記事は約3分17秒で読めます。
展示会名 | プリクリンド電気自動車ショー |
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開催日 | 2023年05月17日~2023年05月21日 |
開催地 | ジャカルタ |
会場 | Jakarta International Expo |
出展対象品目 | 電気自動車、電気バイクなど |
展示会主催者 | Dyandra Promosindo |
公式サイト | https://pevs-id.com/ |
PERIKLINDO ELECTRIC VEHICLE SHOWとは

2023年5月、前年に引き続き2回目のPERIKLINDO ELECTRIC VEHICLE SHOW(プリクリンド・電気自動車ショー)がジャカルタ・インターナショナルエキスポで開催されました。
インドネシアの人々に電気自動車の普及を推進することを目標に掲げ、自動車やバス、ごみ収集車、SUV(スポーツ用多目的車)、二輪車、三輪車、スクーターなどを含む「電気自動車(EV)」を展示するイベントです。高価な車種だけでなく手頃な価格の車種も展示され、年齢や性別など幅広い層の来場者が訪れました。
この展示会では乗り物そのものに加え、改良された新しいリチウムイオン電池や、リチウムイオン電池の損傷から発生する火災を防ぐための特殊な消火システムなどの新技術も紹介されました。
また、商品や技術の展示のほか、インドネシアの関連省庁による公開セミナー、大学による国産電気自動車の試作品の展示、電気自動車の試乗コーナーなども設置されていました。
多くの電気自動車メーカーや販売業者が出展者やスポンサーとして参加するなか、日本企業はホンダが電動バイクの展示を実施していました。


インドネシアにおける電気自動車
人気のメーカーと社会的な課題

インドネシアで支持されているEVの1つとして、中国の自動車メーカーWuling(ウーリン)のAirewが挙げられます。昨年もこの展示会に参加し、複数のモデルのEVとEVに関する最新技術を展示・紹介しました。WulingのEVの最高速度は時速105キロで、充電一回で約60時間持続します。
インドネシアでは各国の自動車メーカーがEV市場のシェア獲得を目指して、しのぎを削っており、そこに地元メーカーも参入しようとしています。
インドネシアにおいてEV市場は、これからも拡大していくことが予想されます。しかし、質の高い人材の確保、EVの製造能力のアップ、EV向けのインフラ整備などは、ジャカルタとその周辺で始まったばかりで、国全体としてはまだ十分ではありません。
今後、インドネシアのEV市場に進出していく海外の自動車メーカーには、製造技術の移転、充電ステーションなどのインフラ整備、リチウムイオン電池の取扱いおよび廃棄に関する周知、そしてインドネシア市場の将来の顧客に対するグリーンエネルギー教育などを伴いつつ事業展開することが期待されています。
EV市場拡大の意味
EV市場の拡大はインドネシアにとって、いくつかの面で大きな意味があります。
1つは、製造業におけるオートメーション化、データ化・コンピュータ化の流れに乗り、「インダストリー4.0(第4次産業革命)」を世界各国と共に進めてくこと。
もう1つは、気候変動対策やジャカルタを含む大都市の大気汚染など環境問題に対する取組みを進めるという点でも重要です。インドネシア政府は、2030年までに温室効果ガス(GHG)排出量を29%削減し、2060年までにネットゼロカーボン(温室効果ガス排出ゼロ)を達成することを公約に掲げています。
加えて、リチウムイオン電池に使われるニッケルが世界で一番埋蔵されている国がインドネシアです。リチウムイオン電池の需要増が、インドネシア国内の経済振興に繋がるということもポイントです。
インドネシアの電動バイク向け補助金制度

バイクの所有者が多いインドネシアでは、電気自動車に加えて電動バイクの普及も重要視されています。
国内のEV市場の発展を促進するために、政府はEVに対する国民の関心を高める努力を続けています。 その一環として、電動バイクに対する補助金の支給を実施しています。政府が提示しているガイドラインに沿っているメーカーの電動バイクを購入した人は、700万ルピア(6万5,800円)の補助が受けられます。
本記事の円表記は2023年6月5日のレート(1ルピア=0.0094円)で換算して記載しています。
インドネシアの自動車・バイク市場、急速に変化するか
インドネシア自動車製造業者協会(Gaikindo)の発表によると、2022年にインドネシアで販売された自動車のうち、日系ブランドの自動車(日本車)の占める割合は92.0%でした(乗用車・商用車含む)。
一方で電気自動車に限定すると、2022年の1年間で販売された10,327台のうち78.0%がWuling、14.7%がHyundaiで、日本車は存在感を示せずにいます。
EV普及に積極的な政府の政策の後押しもあり、インドネシアでは今後、比較的安価なEV車が急速に普及していく可能性があります。このままでは、日本車のシェアが90%を切る日も近いかもしれません。
参考1:CNN Indonesia「10 Merek Mobil Terlaris di Indonesia 2022, Hyundai Geser Wuling」
参考2:databoks「Penjualan Mobil Listrik di Indonesia Tembus 10 Ribu Unit pada 2022」
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PERIKLINDO ELECTRIC VEHICLE SHOWについてよくある質問
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PERIKLINDO ELECTRIC VEHICLE SHOW(プリクリンド・電気自動車ショー)とは何ですか。
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PERIKLINDO ELECTRIC VEHICLE SHOW(プリクリンド・電気自動車ショー)は、インドネシアの人々に電気自動車の利点を伝え普及を推進するため、電気自動車(EV)を展示・紹介するイベントです。
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PERIKLINDO ELECTRIC VEHICLE SHOW(プリクリンド・電気自動車ショー)の会場はどこですか。
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PERIKLINDO ELECTRIC VEHICLE SHOW(プリクリンド・電気自動車ショー)はジャカルタ・インターナショナルエキスポ(JIEXPO)で開催されています。
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PERIKLINDO ELECTRIC VEHICLE SHOW(プリクリンド・電気自動車ショー)では何が展示されましたか。
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PERIKLINDO ELECTRIC VEHICLE SHOW(プリクリンド・電気自動車ショー)では、EVそのものに加え、リチウムイオン電池や、リチウムイオン電池の損傷から発生する火災を防ぐための特殊な消火システムなどの新技術も紹介されました。また、インドネシアの関連省庁による公開セミナー、大学による国産電気自動車の試作品の展示、電気自動車の試乗コーナーなどもお子回れました。
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